スタッフ紹介|浦安市舞浜 地域密着の歯医者 うちだ歯科医院

まだまだ歯科医師としては見習のころの懐かしい思い出です。10時間以上も休憩なしで手術のアシスタントをするなど、厳しい環境で自分の精神と技術を鍛錬していました。不思議と厳しさに音をあげることはなかったように覚えています。それほど歯科医院の仕事が好きなのだと自覚できたのも、この頃です。アシスタントといった業務が終われば、研究活動に勤しみました。明け方まで、実験にもとづく論文をまとめることもしばしばでした。今、当時を振り返ってみると、ハードでしたけれども、自らの成長を毎日実感できる充実した日々だったと思います。

本格的に歯科医師としての活動を開始した時期です。一般外来患者様の治療以外にも、入院して治療しておられる患者様をベッドサイドで治療することも行っていました。当時のことでよく覚えているのは、勤務地の群馬県富岡市に通うために、毎朝6時に起床して、新幹線に乗っていたことです。片道3時間の道のりでした。帰宅するのは午後11時頃。睡眠時間はなんとか6時間あるかないかといったところです。まだ若かったので、あのような生活もできたのかと思います。目の回るような忙しさの勤務医時代でしたが、皆様のサポートで乗り切りました。

2000年（平成12年）4月2日に此の地富士見にて開業しました。開業当初、私は32歳で子供が2歳でした。まだ、若かった（笑）かもしれませんが、地域医療に貢献するために朝9:30～夜8:00まで全力投球で診療してまいりました。開業から18年が経過して子供も大学生になり親元を離れ、現在一人下宿暮らしをしています。年月の流れを感じる今日この頃です。さて、うちだ歯科医院も約9,500名の患者様に受診して頂きました。私の出身校の精神である「至誠一貫（しせいいっかん）」をモットーに患者様への診療を行って参りました。この初めの理念を変えることなく今後も務めて参りたいと思います。